プレスリリース・活動報告

FDI総会に臨む日歯代表団

　トルコのイスタンブールで開催されているFDI（世界歯科連盟）世界歯科大会に出席している日本歯科医師会（以下、日歯）代表団は、9月9日から公式行事に臨みました。

各国の課題等について意見交換した
７カ国会議のメンバー

　9日の7カ国歯科医師会会議（日本、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、韓国）では、各国の抱えている課題を共有するとともに、それらの解決に向けて意見交換を行いました。日歯からは、「歯科関連職種に関する調査」を議題に挙げました。また、他の参加国からは「規制による歯科医療への影響」、「歯科オンライン診療」、「医科歯科連携」、「学校歯科保健」、「歯科医師以外の会員カテゴリー」等の議題が挙がり、日歯からも情報提供しました。次回会議は来年のFDI世界歯科大会（中華人民共和国・上海）の際に開催されることが決まりました。
　10日のFDI世界歯科大会総会では、FDIの個別の活動に関する報告、財務報告、政策声明、各国歯科医師会年会費の引き下げ等について討議が行われ採択されました。
　また、11日のアメリカ歯科医師会、12日のドイツ歯科医師会との会談では、親交を深めるとともに、両国の歯科医療を巡る多様な課題等について意見交換しました。
　11日には、日歯と株式会社ジーシー、株式会社モリタ、株式会社松風、株式会社ヨシダとの共催で、今回で32回目となるジャパンナイトレセプションを開催。FDIのチャドウィック会長をはじめFDI役員や関係者、各国　歯科医師会代表者、歯科産業界関係者等300名余の参加を得て、懇親を深めつつ、盛況のうちに終了しました。
　代表団は引き続き総会等の公式行事に臨み、16日に帰国する予定です。

トルコ・イスタンブールのFDI会場で日歯代表団