2017年01月26日
2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック競技大会の成功に向けて、組織委員会の森喜朗会長ら関係者が1月19日(木)、日本歯科医師会を表敬訪問し、堀憲郎会長を始め、柳川忠廣、佐藤保、牧野利彦各副会長、村岡宜明専務理事、小林慶太、小玉剛両常務理事と意見交換を行いました。
日本歯科医師会の堀会長は、日歯では東京オリンピック・パラリンピック対策ワーキンググループを立ち上げて動き出しているなどの現状を説明。その上で、「日歯として大規模大会への協力は初めてであるが、東京都歯科医師会などと連携して、できることをしっかり対応したい。国民の元気が出る大会として成功を願っている」と述べました。
組織委員会の森会長は、競技選手の医療面の対応は勿論、何十万人という外国人来場者への医療などの対策を講じなければならないと述べるとともに、歯科医師会に協力を求めました。
意見交換の中で、日本歯科医師会の柳川副会長は、1998年の長野オリンピックの際に長野県歯科医師会が中心となって行った歯科医療協力について言及し、「同オリンピックでは28日間で延べ260名程度の患者に対応したと聞いているが、今大会の規模はその数十倍。相当な準備が必要」との認識を示しました。