PC表示に切り替えるスマートフォン表示に切り替える
  • HOME
  • プレスリリース・活動報告|No.083 AMR対策など議題提示し世界各国と課題共有 日歯代表団、第107回FDIサンフランシス...

プレスリリース・活動報告

プレスリリース・活動報告プレスリリース・活動報告

AMR対策など議題提示し世界各国と課題共有
日歯代表団、第107回FDIサンフランシスコ大会に出席

7カ国歯科医師会会議(9/2)

 米国のサンフランシスコで開催されている第107回FDI(世界歯科連盟)世界歯科大会に出席している日本歯科医師会代表団は、9月2日(現地時間)からの公式行事に臨みました。

 2日午前の7カ国歯科医師会会議(日本、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、韓国)では、各国の課題について情報交換しました。日本歯科医師会からは、「運動する子供やアスリートへのスポーツドリンク摂取の指導」、「各国あるいは各国歯科医師会の薬剤耐性(AMR)対策に係わる取り組み状況」を議題として提示し、各国の状況について情報を得ました。他の参加国からは「歯科医師の診療範囲の拡大」、「ホワイトニング」、「ベストプラクティス・ガイドラインの共有」、「外部企業による歯科診療所の経営」、「歯科医学研究のための公的機関の有無」、「地域の歯科診療所における感染対策」などについて議題提出がありました。各国の抱えている課題を共有するとともに、それらの解決に向けて意見交換を行いました。

 また、次回会合は来年、中国・上海にて開催することで合意しました。

 3日午前・午後の総会Aでは、FDIの多岐にわたる活動に関する詳細な報告、財務報告、FDI理事選挙の候補者によるプレゼンテーション等が行われました。

 また同日、米国歯科医師会と恒例の懇談会を行い、親交を深めるとともに、両国の歯科医療を巡る課題等について意見交換しました。

 代表団は引き続き総会等の公式行事に臨み、9日に帰国する予定です。

総会A(9/3)の様子

総会Aに臨む日本歯科医師会代表団

米国歯科医師会との懇談会(9/3)