2022年09月21日
日本歯科医師会代表団(写真上)は、FDI理事選挙候補者によるプレゼンテーションなどが行われた総会A(写真下)に出席
日本歯科医師会代表団は、9月19日(現地時間)から、スイスのジュネーブで3年ぶりに対面形式で開催されている2022年FDI世界歯科会議に参加しています。
19日午前、代表団は最初の会議となる7カ国歯科医師会会議(日本、アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、韓国(カナダは欠席))に出席して、各国の歯科医師会が抱える課題について情報交換しました。日本歯科医師会からは、「若い世代の歯科医師の歯科医師会への入会」を議題として提示し、各国の状況について情報を得ました。また、他の参加国からは「FDIタバコと砂糖の問題 最新状況」、「7カ国会議の今後の資金調達」、「高齢者・施設介護と歯科におけるパンデミック後の対応」などの課題が提起されました。各国の抱えている課題を共有するとともに、それらの解決に向けて意見交換を行いました。
次回会合は来年、オーストラリア・シドニーにて開催することで合意しました。
同日午後からは、2022年FDI世界歯科会議が開会し、オープンフォーラム1では、FDI政策声明案についての協議が行われました。
20日の総会では、FDIのビジョン2030や5つの常設委員会の多岐にわたる活動に関する詳細な報告、財務報告、FDI理事選挙の候補者によるプレゼンテーション等が行われました。
代表団は引き続き、FDI世界歯科会議総会等の公式行事および恒例のドイツ歯科医師会、米国歯科医師会等との懇談会に臨み、26日に帰国する予定です。
7カ国歯科医師会会議では各国歯科医師会が抱える課題を共有
オープンフォーラム1(写真左)に臨む日本歯科医師会代表団(写真右)