2022年12月15日
日本歯科医師会(会長:堀 憲郎)は、お口の健康増進に積極的に取り組んでいる企業などの法人を募り、特にその取り組みにおいて優良な法人を表彰するとともに、好事例を広く周知し、より多くの法人のお口の健康増進への取り組みを推進するため、「健口スマイル推進優良法人表彰」を実施します。
募集期間は、令和4年12月15日(木)から同5年1月20日(金)まで。
令和5年3月7日(火)に都内で行う「健口スマイル推進優良法人表彰式・記念セミナー」(主催:日本歯科医師会、後援(予定):厚生労働省、経済産業省)において、最優秀法人および優秀法人を表彰します。最優秀法人賞を受賞した法人の取り組みなどを収めた動画を制作し、同セミナーをはじめホームページ等で紹介する予定です。表彰式・セミナーの模様は、日本歯科医師会のYouTube公式チャンネルでライブ配信します。
また、令和5年度には「健口スマイル推進優良法人推賞制度」の創設を予定しています。制度の概要を同セミナーの中で紹介します。
【事業概要】
◎健口スマイル推進優良法人表彰
主催:公益社団法人 日本歯科医師会
応募資格:日本国内にあるお口の健康増進に積極的に取り組む企業などの法人
応募期間:令和4年12月15日(木)~令和5年1月20日(金)(必着)
応募方法:日本歯科医師会HP(https://www.jda.or.jp/)から所定の様式をダウンロードし、必要事項を入力の上、E-mail(oubo_kenkousmile_hyousyou@jda.or.jp)で送信。郵送可。
選考方法:日本歯科医師会が開催する選考委員会において、最優秀法人と優秀法人を決定。
表彰式・記念セミナー:令和5年3月7日(火)開催。ライブ配信を実施。
※詳細は日本歯科医師会HPに掲載の募集要項をご覧ください。
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日本歯科医師会では、今回の表彰を実施するための基礎資料とするべく、企業や健康保険組合など法人のお口の健康増進への取り組み状況を把握するためのアンケート調査を実施しましたので、結果概要を下記の通り報告します。
【法人における歯科取り組みに関わる調査結果】
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◆調査結果の概要
口腔と全身の健康の関係について、「よく知っている」「少し知っている」を合わせて98%の法人が理解していたが、産業歯科医、歯科衛生士を雇用している割合は7%と産業医に比較して少なかった。
しかし、歯科健診を実施している法人は61%で、健診を含めた歯科関連の費用補助をしている法人は73%だった。
法人から従業員へ何らかの歯科の取り組みをしているのは84%で、また歯科のセミナーを実施しているのは37%であった。
健康経営において、歯科の位置づけが他の疾患と同程度のところは52%であり、口腔の健康と全身の健康を理解している割には、少ない結果となった。取り組んでいないところは、どのようなことを取り組めばよいのかが分からないという回答が多かった。
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また、「日本歯科医師会が歯科取り組みを中心とした健康経営運動を展開するとしたら賛同しますか」という質問に、32法人が賛同すると回答しました。