2019年09月10日
オープンフォーラム2で選挙演説を行う平野裕之氏(9/4)
9月4日発のプレスリリースの通り、日本歯科医師会代表団は、9月2日(現地時間)から米国のサンフランシスコでの第107回FDI(世界歯科連盟)世界歯科大会に参加しました。
平野氏〈左〉と尾松素樹・日歯常務理事
(ジャパンナイト)
代表団は会期中、総会をはじめ公式行事に出席するとともに、先に報告した7カ国歯科医師会会議のほか、ドイツ、フランスの歯科医師会と個別に懇談等を通じ、日本歯科医師会の10年、20年先を見据えた新歯科ビジョンの策定に向けた考え方を紹介するなど、歯科医療を巡る現状と課題について活発な意見交換を行いました。
4日には、日本歯科医師会と株式会社モリタ、株式会社松風、株式会社ヨシダ、株式会社ジーシーとの共催で、今回で30回目となるジャパンナイトレセプションを開催しました。FDIのケル会長をはじめ役員や関係者、各国歯科医師会代表者、歯科産業界関係者等700名余の参加を得て、懇親を深めつつ、2015年に東京で開催した世界会議2015以来の、日本歯科医師会の「口腔機能管理を通じた健康寿命の延伸に向けた取り組み」を紹介するなど、盛況のうちに終了しました。
FDI次期会長に選出されたモロッコのProf. Ihsane Ben Yhya〈中央右〉とジャパンナイトで
5日には、3カ国歯科医師会会議(日本、オーストラリア、ニュージーランド)を開催し、アジア・太平洋地域の口腔保健向上を目的としてアジア パシフィック アライアンス(APA)の定款に署名を行いました。
8日の理事会Cで執り行われたFDI常設委員会委員選挙では、日本歯科医師会が推薦した平野裕之氏(日歯国際渉外委員会委員長)が、各国の支持を得て教育委員会委員に再選されました。平野氏は2期目の任期となります。
代表団は全ての日程を終え、9日に帰国しました。
3カ国歯科医師会会議(9/5)
ドイツ歯科医師会との懇談会(9/4)
フランス歯科医師会との懇談会(9/6)