2024年09月18日
FDI教育委員会委員選挙で日歯が推薦した
鶴田潤氏が当選
9月9日からトルコ・イスタンブールで行われたFDI(世界歯科連盟)世界歯科大会に参加していた日本歯科医師会(以下、日歯)代表団は、全日程を終え、16日に帰国しました。
14日の総会で執り行われたFDI教育委員会委員選挙では、日歯が推薦した鶴田潤氏(国際渉外委員会委員)が各国の支持を得てトップ当選しました。
また、15日の理事会Cで執り行われたFDI歯科開業委員会委員選挙では、日歯が推薦した平野裕之氏(国際渉外委員会委員長)が各国の支持を得て当選しました。総会議長には、日歯が支援したDr. Stephen Liew 氏(オーストラリア)が選出されました。
総会Bに出席する日歯代表団
代表団は9月13日配信のプレスリリースで報告したとおり、7カ国会議および米国、ドイツとの会談のほか、13日のフランスとの個別会談、オーストラリア・ニュージーランド・韓国の歯科医師会との4カ国会議やアジア諸国(タイ、ベトナム、香港、台湾)との懇談会など、積極的に会合の機会を設定し、各国歯科医師会との交流を深めました。いずれの会談・懇談会でも、今大会における日歯の主要なタスクとして位置づけている歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士の就業実態等に係わる調査を行うとともに、歯科医療を巡る諸課題について活発に意見交換を行いました。
今回のFDI世界歯科大会は、上記の事務会議等のほか、豊富な学術プログラム、大規模なデンタルショーも併せて開催され、多数の参加者を得て盛会のうちに終了しました。次回の大会は来年9月9日~12日に、中華人民共和国・上海で開催される予定です。