2016年08月10日
日本歯科医師会は8月6日(土)、平成28年熊本地震で被災した歯科医療機関及び地元歯科医師会の支援に役立ててもらおうと、全国の歯科医師会や会員、歯科関係者等に募った義援金の目録を熊本県歯科医師会に贈呈しました。
4月16日から6月末にかけて、日本歯科医師会の広報紙やメールマガジン、ホームページ等で案内するなどして集めた総額は7622万3407円(8月10日現在)に達しました。この中には、台湾歯科医師会からの義援金も含まれています。
義援金の配分については当初、熊本県歯科医師会と大分県歯科医師会を予定していましたが、大分県歯科医師会から辞退の申し出があったため、熊本県歯科医師会に全額送金することになりました。
贈呈式は同日、ANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービュー(沖縄県那覇市)で開催された平成28年度第1回九州地区連合歯科医師会(九地連)協議会の中で執り行われました。日本歯科医師会の堀憲郎会長は「今後も熊本県歯科医師会と連携して全力で対応していきたい」と述べ、目録を熊本県歯科医師会の浦田健二会長に手渡しました。これを受けて浦田会長は、お礼を述べるとともに、「会員の復旧・復興のために使いたい」との意向を示しました。
堀日歯会長(左)と浦田熊本県歯会長