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プレスリリース・活動報告

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地域別診療報酬に関する考え

 8月28日、奈良県は、新型コロナウイルス感染症の影響で経営危機にある医療機関を支援するため、県内の医療機関における診療報酬1点単価を時限的措置として10円から11円に引き上げる等の意見を厚生労働省に提出しました。
 以下、奈良県歯科医師会からの情報提供に基づきコメントします。

 

【日本歯科医師会コメント】

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、減収を余儀なくされている医療機関は広く全国に及び、各都道府県固有の問題ではないため、今後も公的な経営支援策の強化について国に要請していく。

 日本歯科医師会として、これまでも述べてきたとおり、地域別診療報酬については、同じ制度の中で患者負担の地域差を生むことになり、それによる国民の不公平感から、医療現場の混乱が生じかねない。したがって、診療報酬単価は全国一律であるべきであり、改めて反対の意を表したい。

 さらに、受診抑制による疾病の重症化や健康被害を防ぐために、国民に対する適切な歯科受診を促したい。