2019年06月04日
日本歯科医師会とライオン株式会社は5月28日(火)、歯と口の健康週間に先立ち、子ども向けの職業体験型テーマパーク「キッザニア東京」(江東区)で、親子で楽しく正しいオーラルケアを学び、歯と口への興味とともに歯科医師の仕事や予防歯科への認知、理解を深める一日限りのスペシャルイベントを開催しました。
「歯科健診で、予防歯科をはじめよう!」をテーマに行った本イベントには、日本歯科医師会会員の患者など3~15歳までの子どもとその保護者600組1,200名を招待。体験型およびレクチャー型の歯科の特別プログラムを楽しみました。
各回6組の親子が参加し、唾液検査「サリバリーマルチテスト(SMT)」や、デンタルミラーを用いて親子がお互いの口の中を観察しながら健診体験を行いました。最後には、各組に付き添った日本歯科医師会の会員歯科医師がSMTの結果や作成した健診用紙をもとに、一人一人に合ったオーラルケアのアドバイスを行い、予防歯科の重要性を伝えました。
参加者からは、
【子どもの声】「歯医者さんのお仕事が楽しかった」「歯科衛生士さんが優しかった」
【保護者の声】「丁寧に指導していただき、今まで以上に歯科医師が身近な存在になった」
と好評でした。
各回定員の15組を上回るたくさんの親子が参加。日本歯科医師会の小山茂幸常務理事が講師を務め、歯科衛生士の進行のもと、「治療に使用する器具」「むし歯のメカニズム」「歯の磨き方から予防歯科のポイント」などについて、クイズを交えながら説明しました。
レクチャーを受けた子どもが「歯は鉄より硬いんだよ」と母親に話している姿も見られ、早くも未来の歯医者さんの誕生を予感させました。