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プレスリリース・活動報告

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日本歯科医師会代表団が世界各国と交流図る
第106回FDIブエノスアイレス大会に出席

Dr. Floriati Rego東ティモール歯科医師会代表(中央左)と懇談

 アルゼンチンのブエノスアイレスで開催されている第106回FDI世界歯科大会に出席している日本歯科医師会代表団は、9月1日から(現地時間)の公式行事に臨みました。

 1日は米国歯科医師会と恒例の昼食会を行い、歯科医療を巡る課題について情報交換するとともに、同大会に向けて意見交換し親交を深めました。

 2日午前の7カ国歯科医師会会議(日本、韓国、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド)において、各国の歯科医療に係わる課題について情報交換しました。日本歯科医師会からは、「歯科技工士を巡る諸課題」「高齢者医療における多職種連携」「各国における高齢者医療に係わるガイドラインの有無」を議題として取り上げ、参加各国の取り組み状況について情報を得ることができました。また、他の参加国からの議題として「砂糖税」「歯のホワイトニング」「レーザー」「歯科治療に関するデータ収集」「舌小帯短縮症」「歯科診療所の経営問題」「国による歯科検診システム」「保健省における歯科部門の体制」などについて問題提起がありました。各国がそれぞれに抱えている課題を認識するとともに、それらの解決に向けた取り組みについて意見交換を行いました。最後に次回会合は第107回大会の開催に合わせて、米国のサンフランシスコにて米国歯科医師会が議長国として開催することで合意しました。

 同日午後には、Dr. Floriati Rego東ティモール歯科医師会代表と懇談の機会を持ちました。同代表の今大会への出席は、日本歯科医師会がFDI会員による会員支援プロジェクトを通じた初めての支援により実現したものであり、代表からは日本歯科

 懇談終了後は、総会の事前会議であるオープンフォーラム1に出席し、総会で採択を予定している「(深部)象牙質う蝕および修復治療」「歯科における継続的医学教育」などのFDI政策声明案等について活発な議論が繰り広げられました。

 代表団は引き続き総会等の公式行事に臨み、9月10日に帰国する予定です。

歯科医療を巡る課題などについて意見交換した米国歯科医師会との昼食会

各国の課題解決に向けた取り組みについて意見を交わした7カ国歯科医師会会議