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プレスリリース・活動報告

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安倍総理の辞任表明を受けて

 日本歯科医師会では、8月28日の記者会見での安倍晋三総理大臣の辞任表明を受けて、本日(31日)、堀憲郎会長名により、以下の通りコメントを公表しました。

 

 長期にわたる我が国の最高指導者としてのご苦労ご尽力に感謝申し上げます。

 平成24年12月に内閣総理大臣に再就任されてから約7年8カ月の間に、経済政策「アベノミクス」を進めながら、日米関係を基軸とした外交や安全保障政策で成果を重ねてきたことにとどまらず、医療政策では「全世代型社会保障改革」に取り組まれ、予防医療、健康寿命延伸に注力されました。

 歯科については、歯科医療や口腔健康管理の重要性についてのご認識が深く、近年エビデンスが示されている「口腔の健康が全身の健康に密接に関係すること」について特段のご理解をいただきました。

 また、安倍総理が様々な会合のご挨拶の中で、「子どものむし歯の数」や「8020運動の達成者の比率」の数字を小数点2桁まで諳(そら)んじられる場面には、我々歯科関係者も驚いたところであり、近年の歯科医療の重要性に関する国民的理解は、安倍総理のご理解によるところが大きかったものと存じます。

 まずは健康の回復を最優先された上で、引き続き高所から我が国の将来に向けてご尽力賜りたいと考えております。

 我が国は新型コロナウイルス感染症という未曾有の危機に直面していますが、日本歯科医師会は、今後とも歯科医療、口腔保健の提供に努め、国の方針を支えながら国民の健康と生活を守る責任を果たして参ります。

  令和2年8月31日

                                   公益社団法人 日本歯科医師会
                                    会 長   堀   憲 郎