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プレスリリース・活動報告

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歯科3団体、“環境整備”に向け初会合
日歯が会長連絡協議会を設置

 日本歯科医師会は8月17日(水)、日本歯科衛生士会、日本歯科技工士会とともに歯科界を取り巻く課題の解決に向けて総論的に議論する「歯科三会会長連絡協議会」を設置し、初会合を開催しました。本会合には日本歯科医師会からは堀憲郎会長、佐藤保、牧野利彦両副会長、村岡宜明専務理事、日本歯科衛生士会からは武井典子会長、茂木美保専務理事、日本歯科技工士会からは杉岡範明会長、夏目克彦専務理事がそれぞれ出席しました。

 挨拶の中で堀日歯会長は「歯科医療の状況について、過去10年以上歯科界全体が危機意識を共有した上で、その克服のための努力をしてきた。例えば口腔の機能に着目した歯科医療の充実により、国民の生活の質の維持、向上に大きく貢献できることなどを、エビデンスを示しながら各方面に主張してきた」と説明し、ようやくその理解が進み、少しずつ歯科界の活性化の兆しが見えていることを医療費の動向の数字を引用して示しました。その上で「その活性化の兆しを増幅させ安定化させることがこれからの責任」として、日本歯科医師会が歯科衛生士会、歯科技工士会と協力しながら、種々の課題に全力で取り組んでいくと説明しました。

 本協議会では現在歯科三会として考えられる課題について意見交換し、次世代の歯科医療に携わる者全てが、誇りを持って仕事が出来る環境の整備に向けて、実務者レベルで課題を整理していくことを確認しました。