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プレスリリース・活動報告

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松野官房長官、佐藤厚労副大臣らが日歯を訪問
コロナワクチン接種や歯科用金属問題で意見交換

左から堀憲郎・日本歯科医師会会長、松野博一・内閣官房長官、瀬古口精良・日本歯科医師会専務理事

 日本歯科医師会(以下、日歯)の堀憲郎会長は4月13日から15日にかけて、歯科医師会館(千代田区)で松野博一・内閣官房長官や佐藤英道・厚生労働副大臣らと面談し、新型コロナワクチンの3回目接種や歯科用貴金属の価格急騰について意見交換しました。

 15日のワクチン接種推進担当大臣兼任が決まった松野官房長官との面談では、新型コロナウイルス感染症、特にワクチン接種の現状について意見を交わしました。松野官房長官からは、若年者への3回目接種の推進が重要との見解や、4回目接種に向けた考え等が示されました。
 堀会長は「歯科医師によるワクチン接種の2月までの報告」「歯科医療機関での感染の状況」「3回目ワクチン接種推進に向けての歯科界の協力」等の資料を示すとともに、今後の課題として「コロナ禍での通院困難者の口腔健康管理の停滞の影響」の実態把握と対応を挙げ、理解を求めました。

佐藤英道・厚生労働副大臣(右)と意見交換する日本歯科医師会役員

 14日の佐藤厚生労働副大臣との面談では、急激な高騰がみられた歯科用金銀パラジウム合金問題について、堀会長等の他、林正純・中医協委員(日歯常務理事)を交えて幅広く意見交換しました。
 日歯からは「金属材料の実勢価格が数カ月先に公定価格に反映される現在の仕組みでは、価格急騰時には乖離が生ずる」として根本的な問題を提起しつつ「令和4年度診療報酬改定で、より直近のデータで必ず3カ月毎に価格を見直す仕組みに改められ、さらに急騰時には今回の5月緊急改定といった対応が示された」として、官邸や国、関係議員等の理解に感謝の意を示しました。

 13日には堀内詔子・前ワクチン接種推進担当大臣と面談し、これまでのワクチン接種推進の取り組みについて意見交換。特に2月8日に堀内大臣(当時)が来会して要請した「3回目接種推進に向けた国民啓発に関する歯科界のからの発信」に関わる日歯からの報告資料の提出を受けて、堀内前大臣から感謝の言葉がありました。