2020年11月10日
ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー(主催:日本歯科医師会、協賛:株式会社ロッテ)の授賞式が「いい歯の日」の11月8日に開催され、俳優の上白石萌音さん、溝端淳平さんが「今年、最も笑顔が輝いた著名人」に選ばれました。
日本歯科医師会では、一昨年より歯・口の健康が全身の健康につながり、豊かな生活の源となることの認知拡大を中心テーマに据えた「いい歯は毎日を元気に」プロジェクトを展開しており、本授賞式を起点に今年度はプロジェクトサイト内にある「歯とお口の健康見直しチェック!」の利用促進を図るべく、一昨年、昨年に引き続き第3弾となるモバイル動画番組制作、WEBメディアや人気YouTuberとタイアップなどの各プロモーションを実施します。
授賞式は、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策に十分に配慮しながら、会場とオンラインによるハイブリット方式での実施となりました。
堀憲郎会長による主催者代表挨拶の後、小山茂幸常務理事が本プロジェクトの取り組みのプレゼンテーションを行い、「年齢を重ねても口腔の健康を維持することは全身の健康につながります。日本歯科医師会は口腔健康管理を通して、皆さんの全身の健康への第一歩を後押しします」と主旨を説明するとともに、コロナ禍におけるマスクの思わぬ落とし穴、オーラルフレイルにも言及しました。
堀会長から、上白石さんと溝端さんに表彰状、記念の盾などの授与が行われ、上白石さんは「こんなに明るい気持ちになれる賞をいただけてすごく嬉しいです」、溝端さんは「素敵な賞をいただけて大変光栄です。叔父が歯科医師で、受賞が決まった時はすごく喜んでくれました。今回の受賞を親戚一同嬉しく思っています」と述べました。
続いて行われたトークセッションでは、歯と口のことで普段から心がけていることについて、上白石さんは「力んだり緊張したりした時に、ぎゅっと噛みしめているので、歯にも精神的にも良くないので、噛みしめないように意識しています」、溝端さんは「小さい頃に歯科医師の叔父さんに言われていた歯ブラシはつまむだけを今でも気を付けています」とそれぞれ語りました。
その後、小山常務理事が登壇して、マスクの着用により、口呼吸で口腔内が乾燥しやすい傾向を踏まえて、唾液腺マッサージの方法を説明。受賞者二人も実践し、効果を実感していました。さらにオーラルフレイルを予防する「グー・パー・ぐるぐる・ごっくん・べー体操」を紹介しました。
最後に、上白石さんは「大変な日々でも、必ず笑える瞬間がある。その時にいい笑顔でいられるように、歯をしっかり磨きたい」と話しました。溝端さんは「人と会って笑顔になる機会が減っていますが、だからこそ人の笑顔を見ることが大切だと実感しています。今後、少しでも皆さんに笑顔になっていただけるように精進していきたい」と語りました。
○「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2020」授賞式の模様や、「歯とお口の健康見直しチェック!」の詳細は、「いい歯は毎日を元気に」プロジェクトオフィシャルHPで公開しています。
・オフィシャルHP https://bestsmile.jp/
○第3弾となるモバイル動画番組は、「いい歯は毎日を元気に」プロジェクトオフィシャルHPおよび日本歯科医師会公式YouTubeチャンネルで公開しています。
・番組名「いい歯ちゃんと悪い歯ちゃん ~口呼吸やめよう~」
https://youtu.be/mH0ICjmqmO4
・番組名「いい歯ちゃんと悪い歯ちゃん ~定期健診に行こう~」
https://youtu.be/g52_ksmgQVU
○YouTuberとタイアップ動画ついては、「歯科衛生士YouTuberかすみやん」チャンネルに掲載されています。
https://youtu.be/HZilLwMHtqA