公益社団法人 日本歯科医師会
若手歯科医師臨床症例発表会は、全国の歯科大学・歯学部で研鑽する若手の歯科医師または臨床研修医が自身の臨床症例を報告し、専門的な知識と技術を共有することを通じて、臨床症例報告のあり方について研鑽する機会を与えることを目的としています。
日本歯科医師会は、若手歯科医師の臨床現場におけるスキルの向上等を通じて歯科医療の発展に寄与することを目指します。
令和8年3月14日(土)午前9時~午後7時(予定)
歯科医師会館1階 大会議室
〒102-0073 東京都千代田区九段北4‐1‐20
TEL:03(3262)9213 / E-mail:gakujutsu@jda.or.jp
・日本の歯科医師国家試験合格後10年以内の歯科大学・歯学部に在籍の歯科医師とする。
(1大学1名、臨床研修医を含む)
・発表者は、日歯会員(準会員を含む)であることが望ましい。未入会者には入会促進を行う。
・口演発表(日本語、発表スライド使用)
・1人当たり15分(発表時間10分+質疑応答時間5分)(予定)
※参加者が多い場合には発表時間・質疑応答時間を短くすることがあります。
※自ら行った臨床症例に限ります。
※演題条件(症例条件)は臨床全般として特に定めません。
・最優秀賞(1名)、優秀賞(若干名)を選出します。参加者全員を入賞といたします。
全ての審査終了後に審査結果発表、表彰式、懇親会を行います。詳細は応募締切り後、発表者に改めてご案内いたします。
本発表会への参加には、同封の「承諾確認書」(別紙③)をご提出いただき、本会の承諾を原則といたします。
当日お越しの際は、公共交通機関をご利用ください。本会は駐車場設備がありませんので、自家用車でのご来館は固くお断りします。
各書類(別紙①~⑥)をご一読いただき、本会学術課宛(以下記載)にご提出ください。
提出書類①~⑥は「若手歯科医師臨床症例発表会応募 ○○○○(名前)」のタイトルでファイルに一括してe-mailでご応募ください。
(1)応募
応募に際し、「応募用紙」(別紙①)に必要事項を必ずご記入のうえ、ご提出ください。
応募用紙はすべて「Word」版、「Excel」版で提出してください。
(2)事前抄録
応募用紙と併せて「事前抄録用紙」(別紙②)(800字程度)をご提出ください。抄録には本発表会の目的に沿う内容とし、以下の①~⑤の各項目に基づき簡潔に記載してください。
①「緒言」:症例の特徴や診療の問題点、治療の目的などを記載する。
②「症例の概要」:年齢、性別、初診日、主訴、既往歴、現病歴、現症、検査結果、診断などを記載する。
③「治療内容と経過」:治療方針、治療計画、処置内容、術後の経過、術前術後の機能評価などを記載する。
④「考察」:治療において工夫した点などを記載する。
⑤「結論」:治療目的に対する結論などを記載する。
※抄録に図表等を挿入しても構いませんが、文字数を含めて800字以内に収めてください。
(3)プレゼンテーションガイド
応募に際しては、改めて「プレゼンテーションガイド」(別紙⑦)をご一読ください。
令和7年12月1日(月)~令和8年1月30日(金)必着(以降は受け付けません)
発表者には、発表会終了後に改めて「臨床症例報告」のご提出をお願いします。「臨床症例報告集」として後日、各歯科大学・歯学部および都道府県歯科医師会に配布する予定です。
発表会終了後、本会ホームページに参加者全員の所属大学名、発表者名、発表演題を掲載します。
交通費および宿泊費
①発表者:各大学から本会までの交通経路として「経路確認書」(別紙④)をご提出いただきます。本会旅費規程に基づき、交通費および宿泊費をお支払いするための根拠となる資料ですので正確にご記載ください。また、宿泊の確認をさせていただくために、「発表者宿泊申込書」(別紙⑤)をご提出いただきます。
宿泊先は、本会館近隣の「アルカディア市ヶ谷」(〒102-0073 東京都千代田区九段北4-2-25
TEL:03-3261-9921(代))を予定しております。本会にて宿泊の手配をいたします。
②引率者:発表者に引率される場合は、「発表会・表彰式・懇親会参加申込書(引率者用)」(別紙⑥)をご提出ください。
各大学から5名以内といたします。引率者には交通費、宿泊費のお支払いはございません。
発表会終了後、発表者全員参加で懇親会を開催いたします。会場は以下のとおりです。
「アルカディア市ヶ谷」(6階「阿蘇」)
〒102-0073 東京都千代田区九段北4-2-25
TEL:03-3261-9921(代)
① 発表者:無料にてご招待いたします。
②引率者:発表者に引率される場合は、「発表会・表彰式・懇親会参加申込書(引率者用)」(別紙⑥)をご提出ください。各大学から3名以内といたします。参加される場合は1名につき5,000円の会費をお支払いいただきます。
以下のメールアドレス宛てにご提出してください。
日本歯科医師会学術課(担当:臼井、中垣内)
〒102-0073 東京都千代田区九段北4-1-20
TEL:03-3262-9213
E-mail:gakujutsu@jda.or.jp
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質問 |
回答 |
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臨床業務のほとんどが画像診断であり、治療、経過を診る実臨床の機会がありません。そのため画像診断が中心となる発表でもよいか。また、稀な症例発表が必要であるか。 |
臨床症例発表であれば、画像診断の取扱いでも結構です。あくまで「症例報告(発表)」でお願いします。稀な症例でなくても臨床の基本的なことが発表されれば結構です。 |
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参加資格が「歯科医師国家試験合格後10年以内の歯科大学・歯学部所属の歯科医師」とあるが、以下のような者も参加は可能か。 |
下記の先生方の参加が可能です。 |
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・症例発表のテーマや演題について、すでに論文発表を行っているものや他学会等で発表済みのものも申込み可能か。 |
既に発表済みの内容でも可ですが、既発表先の学会の制限を受けないことです。 |
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1大学1名の申込みとのことですが、選考といったものはあるか。あるいは基本的に採択いただけるのか。 |
各大学内で選考いただき、各大学から1名を推薦してください。 |
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医学部口腔外科からのエントリーは可能か。 |
今年度については、全国の歯科大学・歯学部(附属病院を含む)が対象です。医学部口腔外科などについては、今後の検討事項させていただきます。 |
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募集要項に「歯科大学・歯学部所属の歯科医師」とあるが、大学病院所属の歯科医師は応募が可能か。 |
現在、大学病院に所属されている常勤医員は可です。 |
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参加資格の「歯科大学・歯学部所属の歯科医師」とは常勤歯科医師のみを対象としているか。大学に数年在籍し,現在は非常勤という歯科医師も対象か。 |
現在、歯科大学・歯学部の附属病院に常勤の歯科医師が対象です。 |
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歯科麻酔の症例報告でも発表は可能か。 |
臨床症例であれば歯科麻酔の症例報告も可です。 |
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発表会終了後の「臨床症例報告論文」について、今大会にて発表および終了後の報告集に記載された症例は今後他学会での発表は出来なくなるか。 |
本発表会は、大学に在籍されている若手歯科医師の臨床に対する意欲を高め、症例発表のスキルの向上などを通じて歯科医療の発展に寄与することを目指して開催するものです。発表会終了後に提出していただき、作成する「若手歯科医師臨床症例報告集」は、すべての症例発表の内容を「症例発表報告書」として纏めた記録集です。後日、全国歯科大学・歯学部および都道府県歯科医師会に配布します。本報告書は学会誌としの位置づけではありません。 |
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発表会終了後に「臨床症例報告論文」の提出が必要とのことだが、発表予定の症例は、すでに他学会の論文集に掲載済みですが、問題はないか。 |
他学会の論文集に掲載済みでも結構ですが、可及的にその後の経過観察などを加えていただくことが望ましいです。 |