医療事故調査制度は、医療事故(予期せぬ死亡)が発生した医療機関において院内調査を行い、その調査報告を第三者機関(医療事故調査・支援センター)が収集・分析することで再発防止につなげるため、医療事故に係る調査の仕組み等を医療法に位置づけ、医療の安全を確保する制度で、平成27年10月から施行されました。
日本歯科医師会では同制度について歯科医療従事者等に周知徹底を図るべく、平成28年度より医療事故調査制度研修会を開催し、昨年度は平成31年2月16日(土)に東京都にて、都道府県歯科医師会の医療安全担当理事をはじめとする歯科関係者に研修を行ったところです。
本年度の研修会では、医療事故発生時における病診連携の対応、特に病院歯科における対応について歯科の特殊性を網羅した事例を用い、医科との適切な連携のあり方、また院内調査に対する支援と報告書の作成など、全国の歯科医療機関に関わる医療関係者の人材育成を図ることを目的とし、グループワーク等で実践的な学習を行うとともに、医療事故調査等支援団体のあり方等についても、あらためて理解を深められるよう、日本歯科医師会が医療事故調査・支援センター(一般社団法人日本医療安全調査機構)から委託を受けて日本歯科医学会連合と連携して実施します。
令和2年1月26日(日)午前10時30分~午後4時30分
歯科医師会館1階大会議室
〒102-0073 東京都千代田区九段北4-1-20
歯科医師、歯科衛生士等、歯科にかかる医療安全及び医療事故調査等支援に関する業務に携わる者又はその予定の者。なお、上記以外の医師、看護師等の申し込みも可能。
約100名
参加の受付を完了いたしましたら、本会から申込者にFAXにて参加受付票にてお知らせいたします。
なお、定員に達した時点で締め切りとさせていただきます。締め切りとなりました場合には、日本歯科医師会国民向けホームページでその旨のご案内をいたしますので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
1.講演
①医療事故調査制度の概要(厚生労働省医政局総務課医療安全推進室 渡邉顕一郎室長)、②歯科における事例発生状況を踏まえた、医療事故調査制度の現況(日本医療安全調査機構 木村壯介常務理事)、③当該医療機関における対応、また支援団体・外部委員の役割等について(日本医師会医療安全対策委員会 上野道雄副委員長)
2.研修
①ビデオ研修、②歯科における対応事例(日本歯科医学会連合)、③グループワーク
※上記の講演内容、講師等については一部変更となる可能性もあります。
1,500 円
※参加費は当日受付でお支払いをお願いします。(お釣りが発生しないよう事前に準備をお願いします。)
令和元年11月25日(月)~令和2年1月13日(月)
※日本歯科医師会会員は本会生涯研修事業の対象となります。
下記の参加申込書をダウンロードいただき、必要事項をご記入の上、日本歯科医師会(医療管理・情報管理課宛)に、直接FAX(03-3262-9885)にてお申込みください。参加受付は先着順となり、受付完了後、本会から申込者にFAXにて参加受付票でお知らせします。
定員に達した時点で締め切りとさせていただきます。締め切りとなりました場合には、その旨のご案内をさせていただきますので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。