JDAT(Japan Dental Alliance Team:日本災害歯科支援チーム)は、災害発生後おおむね72時間以降に地域歯科保健医療専門職により行われる、緊急災害歯科医療や避難所等における口腔衛生を中心とした公衆衛生活動を支援することを通じて被災者の健康を守り、地域歯科医療の復旧を支援すること等を目的として、令和4年(2022年)3月2日に日本災害歯科保健医療連絡協議会が創設しました。
JDAT(Japan Dental Alliance Team:日本災害歯科支援チーム)は、災害発生後おおむね72時間以降に地域歯科保健医療専門職により行われる、緊急災害歯科医療や避難所等における口腔衛生を中心とした公衆衛生活動を支援することを通じて被災者の健康を守り、地域歯科医療の復旧を支援すること等を目的として、令和4年(2022年)3月2日に日本災害歯科保健医療連絡協議会が創設しました。
日本災害歯科保健医療連絡協議会では災害時の歯科医療救護活動や被災者への歯科支援活動等を迅速に効率よく行うため、統一したロゴ表記の必要性を確認し、このたび公募によりJDATのロゴマークを決定しました。
なお、歯の図案及びDの文字に歯科医学の象徴色とされている鳩羽紫を使用しています。
※商標登録出願中
使用したい場合は、下記JDATロゴマーク取扱要綱をご確認の上、ご申請ください。
ご使用にあたっては、JDATロゴマーク取扱要綱を順守の上、JDATロゴマークカラー設定をご参考ください。
公益社団法人日本歯科医師会 事業部地域保健課
東京都千代田区九段北4-1-20
電話:03-3262-9211
Eメール:chiiki-info@jda.or.jp
※必ず注意事項及び下記実施要領を読んでから研修登録を行うこと。
※基礎編と標準編の両方を受講する場合はそれぞれ研修登録が必要となる。
日本歯科医師会
歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、行政職従事者、一般社団法人日本歯科商工協会加盟企業従事者、歯科医師会等の団体の職員等
令和6年8月1日(木)~令和7年3月31日(月)
※実施期間中はいつでも受講することが可能
※講義内容は別紙に記載
令和6年8月1日(木)より日本歯科医師会ホームページ掲載の「災害歯科保健医療eラーニング」WEBフォームより基礎編または標準編を選択し、「受講・研修登録はこちらから」から申し込む。受講料は無料。
<申込期間は令和6年8月1日(木)~令和7年3月31日(月)まで>
※本eラーニングの動画は主に『災害歯科保健医療標準テキスト第2版』に掲載されたスライドを使用して収録しています。
①研修登録
日本歯科医師会ホームページ掲載の「災害歯科保健医療eラーニング」WEBフォームに移動し、「研修登録」を行う。研修登録の際に「氏名」「メールアドレス」等の必要事項を登録する。登録完了後、登録されたメールアドレス宛てに「マイページ」のログインIDとパスワードが送信される。「マイページ」にログインし、受講が可能となる。
※基礎編と標準編の両方を受講する場合はそれぞれ研修登録が必要となる。
②受講方法
マイページに研修の一覧が掲載されており、受講する研修の「研修動画」欄の再生ボタン(▶マーク)をクリックすると研修動画が再生される。
当該動画を最後まで視聴することで、一覧に掲載の「視聴状況」が「未視聴」から「視聴済み」となり「理解度テスト」を受けることが可能となる。
資料は「基礎編8.JDATの派遣と研修」のみ、資料ボタンからダウンロード出来る。それ以外の講義の詳しい内容は『災害歯科保健医療標準テキスト第2版』 (有料販売)に掲載されているので是非ご活用いただきたい。
※実施期間中はいつでも受講することができ、各研修科目を分割して視聴することも可能。
※動画を視聴途中でログアウトした場合も続きから視聴することが可能。
③理解度テスト
マイページの研修一覧の当該研修の「理解度テスト」欄をクリックすることで当該ページに移動しテストを受けることが可能となる。
「理解度テスト」を受け合格の要件を満たすことで、研修一覧の「理解度テスト」欄に「合格」と表示される。合格の要件を満たさなかった場合は「再テスト」と表示され、再度受講することが可能。
全ての「理解度テスト」に解答し理解度基準に達すると、研修画面の「研修中」が「研修修了」に変わる。
また、研修修了後に修了証ダウンロードボタンが表示されるので、必要に応じてダウンロードすること。なお、実施期間終了後はダウンロード不可。
本研修は日歯生涯研修事業の対象となる。実施期間終了後に日歯生涯研修事業の登録用URLおよびQRコードを研修修了者へメールでお知らせするので、日本歯科医師会会員におかれては各自で登録すること。
日本歯科医師会 事業部 地域保健課
〒102-0073 東京都千代田区九段北4-1-20
電話:03-3262-9211
Eメール:chiiki-info@jda.or.jp
JDAT標準研修会(旧災害歯科保健医療体制研修会)は「厚生労働省 医療関係者研修費等補助金 災害医療チーム等養成支援事業 災害歯科保健医療チーム養成支援事業」として実施しているものです。今後起こり得る大規模災害に備え、円滑な災害歯科保健医療の展開に向けて、災害時に関係機関や関係団体との共通言語の下で適確かつ迅速に対応できる者を養成し、各都道府県(歯科医師会)に配置することを目的としています。
なお、令和6年度(2024年度)より、日本歯科医師会が開催主体である中央開催だけでなく、日本災害歯科保健医療連絡協議会参画団体及びその傘下団体が開催主体となった地域開催も運用が開始されています。
令和6年度JDAT標準研修会実施要項(地域開催用)令和6年8月
※ホームページへの公開に同意された方のみ掲載しています
※所属は研修会修了時点または更新研修修了時点のものです
JDATアドバンス研修会(旧災害歯科保健医療アドバンス研修会)は「厚生労働省 医療関係者研修費等補助金 災害医療チーム等養成支援事業 災害歯科保健医療チーム養成支援事業」として実施しているものです。JDAT標準研修会を前提に、▽全国を7ブロック(地区)に分けて、そのブロックにおいてリードする、▽災害時において地区歯科コーディネーターとして活動する、▽災害時に都道府県を超えてコーディネートするとともに、国レベルとの繋ぎの役割を果たす、▽災害時に向けてブロックごとの連携研修を自発的に運営する、▽事務局機能と支援コーディネーターの双方について学び理解する―ことができる人材の育成を図ることを目的としています。
※ホームページへの公開に同意された方のみ掲載しています
※所属は修了時点のものです
災害歯科保健医療連絡協議会は平成27年4月15日、歯科関係団体同士の連携や災害対応に関する認識の共通化を図るとともに、各歯科団体独自の行動計画等の情報集約や共有を促し、有事に際して国や都道府県との連携調整を行い、被災地の歯科医療救護や被災者の歯科支援活動を迅速に効率よく行うことを目的に設置したものです。
歯科医師会、行政、大学、歯科衛生士、歯科技工士、企業等の歯科関係団体が参画している他、関係省庁等を交えて構成しており、目的達成に向けて協議を重ねています。
令和4年8月に「日本災害歯科保健医療連絡協議会」へと名称変更するとともに、それに伴う協議会規則の改正を行いました。
公益社団法人 日本歯科医師会
都道府県歯科医師会(全国7地区歯科医師会)
日本歯科医学会
一般社団法人 日本私立歯科大学協会
国公立大学歯学部長・歯学部附属病院長会議
一般社団法人 全国医学部附属病院歯科口腔外科科長会議
日本病院歯科口腔外科協議会
公益社団法人 日本歯科衛生士会
公益社団法人 日本歯科技工士会
全国行政歯科技術職連絡会
一般社団法人 日本歯科商工協会
オブザーバー:内閣府、厚生労働省、防衛省、日本医師会 ほか
行動指針は、災害歯科保健医療連絡協議会の各参画団体の共通言語としての、災害時対応に係る団体間の基本的な役割や申し合わせ事項を取りまとめたものです。
大規模災害時の歯科医師会行動計画(改訂版/令和3年5月)※身元確認マニュアル含む
・根拠法等の位置づけ
・根拠法
新潟県 新潟県と新潟県歯科医師会との災害救助の協力に関する協定書
岐阜県 災害時の歯科医療救護に関する協定書 H16.11.18
岐阜県 災害時の歯科医療救護に関する協定書実施細目H16.11.18
富山県 災害時の歯科医療救護活動に関する協定書(富山県歯科衛生士会)
富山県 災害時の歯科医療救護活動に関する協定書(富山県歯科技工士会)
和歌山県 H06.1004【和歌山県警察】協力援助に関する覚書
和歌山県 H26.0928【近北歯】大規模災害発生時の相互応援に関する協定書
和歌山県 H31.0221【和歌山県】災害時の歯科口腔保健に係る医療救護班の派遣についての協定書
和歌山県 H31.0221【和歌山県技工士会・衛生士会】災害時の歯科口腔保健に係る医療救護班の派遣についての協定書
京都府 JMAT京都編制にかかる、四師会による災害時の医療救護活動に関する協定書
京都府 京都市との「歯科医療に係る災害医療救護活動に関する協定 実施細目」
京都府 京都市との「歯科医療に係る災害医療救護活動に関する協定」
京都府 京都府との「災害時の歯科医療救護の実施に関する協定書」
京都府 京都府警察本部との「災害時等における死体の身元確認及び捜査活動に関する協定書」
京都府 近畿北陸地区歯科医師会による「大規模災害発生時の相互応援に関する協定書」
徳島県 大規模災害等における徳島県警察、一般社団法人徳島県医師会、一般社団法人徳島県歯科医師会及び国立大学法人徳島大学との協力に関する協定20240711
徳島県 災害・事故等時における歯科医療救護活動に関する協定書
徳島県 徳島県保健福祉部 徳島県災害医療コーディネーター設置要綱
香川県 大規模災害時における歯科医療救護活動に関する協定書(DH会)
香川県 大規模災害時における歯科医療救護活動に関する協定書(DT会)
高知県 1.危機事象発生時の四国4県歯科医師会広域応援に関する基本協定
高知県 2.中国・四国地方の災害等発生時の広域支援に関する協定
高知県 4.災害時の歯科医療救護に関する協定書(高知学園短期大学)
高知県 5.死体の身元確認等における協力体制に関する協定書(高知県警本部)
高知県 7.危機事象発生時の中国四国地区歯科医師会広域応援に関する基本協定
高知県 8.大規模災害時における歯科医療救護活動に関する協定書(衛生士会)
高知県 9.大規模災害時における歯科医療救護活動に関する協定書(技工士会)
高知県 10.大規模災害時における歯科医療に係わる支援物資協力協定(材料商)マルミ歯科商店
高知県 11.大規模災害時における歯科医療に係わる支援物資協力協定(材料商)レーニングセンター
佐賀県 九地連災害時相互応援規則(H28.4.1)【佐賀県】
佐賀県 災害時における歯科医療救護に関する佐賀県行政との協定H25.12.17(R6.8.31現在)【佐賀県】
※日本災害時公衆衛生歯科研究会作成
※日本災害時公衆衛生歯科研究会作成
避難所掲示用の
口腔衛生啓発ポスター
(PDF:999KB)
(PPT:784KB)
※提供:岩手県歯科医師会・新潟県歯科医師会
※ポスター下部の「○○県歯科医師会」を当該都道府県歯科医師会名に修正してご活用ください。
厚生労働省HP
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000122257.html
平成28年(2016年)熊本地震 経過(4月14日~11月11日まで)
日本歯科医師会・日本災害歯科保健医療連絡協議会
医歯薬出版株式会社
発行年月:令和6年7月
ご注文は下記URLをご参照ください。
https://www.ishiyaku.co.jp/search/details.aspx?bookcode=456860
はじめに
第1章 災害歯科保健医療
1 災害歯科保健医療概論
2 災害歯科支援チームの実現に向けて~関係機関・団体における連携の重要性~
3 保健医療支援におけるロジスティクス担当者の役割
4 災害時における歯科医師会の対応
5 災害時の歯科保健医療活動~目的,評価,体制~
第2章 国における災害対応
1 大規模災害時における政府の初動対応について
2 災害時における保健医療の対応
3 厚生労働省における災害医療体制
4 防衛省・自衛隊における災害派遣活動
5 警察における大規模災害時等の多数遺体取扱について~歯科所見による身元特定の有効性~
6 海上保安庁における歯牙鑑定
第3章 活動における連携・共有
1 災害時の歯科保健医療活動~歯科支援における役割分担,多職種での連携~
2 日本医師会の災害対応
3 サイコロジカル・ファーストエイド~心理的応急処置:PFA~
4 歯科における身元確認体制
5 歯科医師のための災害復興法学のすすめ
参考資料
JDAT 目的・趣旨
日本災害歯科保健医療連絡協議会規則
都道府県災害歯科保健医療連絡協議会規則案(ひな形2種類)
施設・避難所等 歯科口腔保健 ラピッドアセスメント票(集団・迅速)
歯科保健医療支援アクションカード
災害歯科保健医療Q&A
略語/用語集
201701_vol69_熊本地震 歯科医師会はどう動いたか(4.64MB)
201603_vol68_災害歯科医療、災害歯科医学を再考する(2.08MB)
201505_vol68_〈活動期に入った日本列島〉今後数十年以内に予想される地震災害(716KB)
201504_vol68_〈活動期に入った日本列島〉日本列島の火山災害予測(488KB)
201410_vol67_身元確認のための歯科診療情報の標準化~歯科医師による社会貢献をいかに支援するか~(6.16MB)
201405_vol67_大規模災害と歯科医師会(4.61MB)
201210_vol65_東日本大震災後の地震と噴火に関する将来予測(886KB)
201206_vol65_緊急地震速報の仕組みと活用法(304KB)
201204_vol65_日本列島で地震はどうして起きるか(PDF:265KB)
201202_vol64_宮城県牡鹿郡女川町における東日本大震災後の歯科保健医療体制の再構築(PDF:1.33MB)
▼詳細を表示
日本災害時公衆衛生歯科研究会
中久木康一(東京医科歯科大学)
北原 稔(神奈川県厚木保健福祉事務所)
安藤 雄一(国立保健医療科学院)
一世出版株式会社
※お求めは書店、各材料店または直接一世出版株式会社(送料実費)まで
(一世出版 TEL:03-3952-5141、FAX:03-5982-7751)
本体2,000円+税(送料実費)
(A4判、並製本、376頁、本文2色刷、巻末資料カラー)
第1章 災害時の保健医療における歯科(11篇)
第2─1章 災害時の歯科保健医療対応 歯科医療支援、歯科医療体制の継続(11篇)
第2─2章 災害時の歯科保健医療対応 口腔ケア/歯科保健支援(10篇)
第2─3章 災害時の歯科保健医療対応 即時義歯への対応(4篇)
第3章 歯科医院/歯科医師会としての災害対策(6篇)
第4章 歯科における災害教育/研修(10篇)
第5章 災害時の精神・心理的ストレス(4篇)
第6章 連携する職種における災害への準備(7篇)
第7章 地域における経験(15篇)
巻末資料(7篇)
お口の119 | 要介護者への口腔ケア | 薬剤
災害時こそ大切!お口のケア ① 備えておくこと ② 自分でできること
口腔と全身の関係 | 噛むことの効用 | 歯やお口のトラブル応急処置 <1> <2> <3>
歯周病 予防のポイントはセルフケア | 高齢期 誤嚥性肺炎 <1> <2>