令和4年度「歯科医療関係者感染症予防講習会」
eラーニング教材
厚生労働省からの受託事業として、歯科医療関係者が歯科医療機関におけるCOVID-19の特徴を踏まえた院内感染対策を広く習得できるよう、eラーニング教材を作成しました。
教材として、動画・テキスト(スライドデータ)・自己確認テストを用意しています。視聴後にはぜひ自己確認テストを受講ください。
講演1
COVID-19に関する基礎知識
澁井武夫(日本歯科大学附属病院教授)
【テキスト】COVID-19に関する基礎知識(1.60MB)
自己確認テスト
- Q1オミクロン株による感染患者の重症化率は以前より上昇している。
A1×
- Q2SARS-CoV-2とインフルエンザウイルスの同時感染はあり得ない。
A2×
- Q3COVID-19では中等症であっても積極的にECMO管理が推奨されている。
A3×
- Q4罹患後症状は1年以上も持続している症例もある。
A4○
- Q52価ワクチンはBA.1よりBA.4-5の接種が推奨されている。
A5×
講演2
COVID-19の特徴を踏まえた院内感染対策
石垣佳希(日本歯科大学附属病院教授)
【テキスト】COVID-19の特徴を踏まえた院内感染対策(3.27MB)
自己確認テスト
- Q1感染第5波に比べて第6波、7波では重症者数も死亡者数も減少している。
A1×重症者は減少しているが死亡者数は増加している。
- Q2全てのオミクロン株感染者が何らかの自覚症状を認識している。
A2×感染者の約56%が自身の感染を
認識していなかったという報告がある。
- Q3オミクロン株は発症7日目時点で感染性が消失する。
A3×オミクロン株感染者の16%は
発症8日目時点でもまだ感染性があるという報告がある。
- Q4オミクロン株のヒト皮膚表面での残存時間は武漢株に比べて長い。
A4○武漢株が約8時間に対して
オミクロン株が約20時間との研究結果がある。
- Q5HEPAフィルター搭載の空気清浄機はエアロゾル中の
SARS-CoV-2を経時的に除去できる。
A5○SARS-CoV-2を経時的に除去できるという報告がある。
本教材は令和4年11月10日に撮影し、作成しています。将来的な医学的見解の変更により見直される可能性があります。
本受託事業では、歯科保健医療の安全の確保を図ることを目的に、歯科医療関係者に対して、HIVやHBV、COVID-19等の病原体各々の特徴を踏まえた院内感染対策等に関する「歯科医療関係者感染症予防講習会」を実施しています。令和4年度の開催については、令和4年度歯科医療関係者感染症予防講習会実施要領をご覧ください。
過去のeラーニング教材