年齢を重ねると、知らないうちに「お口の力」が少しずつ弱くなっていきます。このようなお口の衰えの始まりを「オーラルフレイル」といいます。
たとえば…
食べこぼしが増えた
硬いものが噛みにくくなった
むせやすくなった
会話中に言葉がはっきりしなくなった
口が乾きやすい
食事の量が減った
こうした小さな変化は、放っておくとだんだん全身の筋力や体力の低下につながり、将来的には「要介護」の原因になることもあります。でも、早めに気づけば予防できます!
お口の健康を守ることは、体の健康・心の元気・社会とのつながりを保つことにもつながります。
定期的な歯科受診
しっかり噛める歯を保つ(義歯の調整など含む)
お口の体操(パタカラ体操など)
バランスの良い食事
よく話す・笑う(口の筋肉を使う)
「なんとなく最近噛みにくい」「食事に時間がかかる」など、気になることがあれば、気軽にかかりつけの歯科医院にご相談ください。お口の元気は、人生の元気につながります!