平成18年4月に歯科医師臨床研修を必修化することを含む歯科医師法等の改正法が施行された。この新たな歯科医師臨床研修制度の体制整備の中には、指導歯科医の質を担保するため、指導歯科医の資格要件として、カリキュラム立案能力ならびに臨床研修指導技法を習得することを目的とした講習会を受講することが必須であると位置付けている。指導歯科医は、臨床研修の質を高めるため、望ましい研修プログラムを立案し推進する能力および基礎的な臨床能力を備えた研修歯科医師を養成する指導力を身につけることが求められている。
そこで、この指導歯科医になろうとする者が参加する指導歯科医講習会の質を確保するため、厚生労働省が定めた「歯科医師の臨床研修に係る指導歯科医講習会の開催指針」に基づき、標記講習会を実施するものである。
公益社団法人 日本歯科医師会
一般財団法人 歯科医療振興財団
1回目:平成29年10月14日(土)、15日(日)
2回目:平成30年2月17日(土)、18日(日)
日本歯科医師会会議室(東京都千代田区九段北 4-1-20)
<第1日>
開講式 | |
L-I | 基調講演「歯科医師臨床研修制度について」 |
S-I | 「コンセンサスゲーム(アイスブレーク)」 説明、グループ作業、発表・討議、解説 |
S-II | 「KJ法、疑問点の抽出と対応」 説明、グループ作業、全体発表 |
S-III | 「カリキュラムとは・研修目標」 説明、グループ作業、全体発表 |
S-IV | 総合情報交換会 |
<第2日>
開講式 | |
L-II | 講演「医療安全管理」 |
S-V | 「研修方略」 説明、グループ作業、全体発表 |
S-VI | 「研修評価」 説明、グループ作業、全体発表 |
S-VII | 全体討議 |
閉講式 |
①7年以上の臨床経験を有する歯科医師
②5年以上の臨床経験を有する歯科医師であり、日本歯科医学会専門分科会の認定医・専門医の資格を有する歯科医師
40名(乱数による選抜)
30,000円(食費、テキスト代、修了証代、報告書代等)
・受講料は、本会から受講申込み受理の連絡があった後に、日本歯科医師会の指定口座に振り込むものとし、受講手続き完了後は受講を辞退されても受講料は返金しない。振込手数料は申込者負担とする。
・受講料には、食事代(1日目の昼夕食、2日目の昼食)が含まれている。ただし、宿泊代は含まれていない。
①申込受付順に、エクセルを使用して一覧表を作成
②受付終了後、エクセルの関数を使用し、各申込者に付けさせていただく乱数(出現する値に規則性がなく予測不可能な数字であり、エクセル上で無作為に発生する数字)を自動作成させ、乱数が小さいものから順位をつけ、上位から受講内定者とする。
③受講内定者については、個人情報保護の観点から公表はしない。内定者、落選者個人へ直接当落の連絡をする。
※受講が確定した者は後日受講票を送付するので、講習会当日に必ず持参すること。
ホームページ http://www.jda.or.jp
お問合せ先:〒102-0073 千代田区九段北4-1-20 TEL 03-3262-9213(学術課)
平成29年8月21日(月)~8月31日(木)までとする。
2日間の講習会受講後に、修了証を交付する。
近隣宿泊先のご案内
アルカディア市ヶ谷(私学会館)、ホテルグランドヒル市ヶ谷、ホテルメトロポリタン エドモント、ホテルグランドパレス等
※「アルカディア市ヶ谷(私学会館)は、講習会初日の必修科目である「総合情報交換会」
会場となります。