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歯科用チェアーユニット

歯科用チェアーユニットは、通常の歯科診療に必要な器械や器具と、患者さんが治療を受ける治療用のイス(チェアー)を統合した装置で、歯科医療を行う現場には必ず設置されています。1920年代(大正時代)と現代の歯科用チェアーユニットを比べてみましょう。患者さんのイスと、治療に必要な器具や装置が配置されています。最新のものでも基本的な構成は90年前と大きく変わることはありませんが、現在では患者さんが水平に近い位置になり、歯医者さんも座って治療を行うことが常識的になりました。また技術の進歩により、現代の歯科用チェアーユニットでは様々な工夫や機能が追加されています。

無影灯は術者の影によって口腔内での歯科治療に影響が生じないように、電球内や反射板によって光を乱反射させる仕組みが施されています。無影灯の歴史は比較的古く、かつては白熱電球などが用いられてきましたが、近年ではLED照明化が進んでいます。その他の装置を見てみましょう。スピットンは噴水式やコップ式の給水装置で、患者さんがうがいをします。バキュームは切削した歯や修復材料の粉塵を口腔内の水や唾液と一緒に吸引してくれるので、治療が行いやすくなります。また排唾管も同時に唾液を吸引排出してくれます。フットコントローラーは足踏み式で、ワークテーブルに備え付けられた回転切削器具(エアータービン、マイクロモーター)や歯石を除去する超音波スケーラーを制御するための装置です。ワークテーブルは様々な器具や薬品を載せる台としても用いられます。


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