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歯と口に関する故事・熟語

歯牙春色(しがしゅんしょく)

 出典は不明ですが、”ほがらかに大笑いすること”という意味です。もともと中国では、「春」は正月や晴れの日を意味します。中国の伝統文化に憧れを抱いた芥川龍之介の短編小説『春服』の、“春服”も正月の晴れ着を指します。また『唐宋詩』には「春色満園」という詩があり、「小扣柴扉久不開 春色満園関不住」=主人は門を閉めているが、庭園の麗しい春景色を閉じ込めることはできない、という意味です。これらのことから、「歯牙春色」は春を迎える晴れやかな正月の如く、歯が輝くほどに笑みを浮かべる様子なのでしょう。


 8020運動の一環として、日本歯科医師会は「いい歯の日」の11月8日、ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー賞の授賞式を開催し、<著名人部門>として、その年最も笑顔が輝いた男女を1名ずつ選出しています。また、<スマイルフォトコンテスト>として、プロ・アマを問わず全国から“とびきりの笑顔”写真を募集し、表彰しています。


 笑顔は周りの人々に癒し効果があり、また、自身の免疫力をも高めるとされています。どうか皆様、“歯”(破)顔一笑で「歯牙春色」な毎日をお過ごしください。

日本歯科医師会 広報委員会

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