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新型コロナウイルス感染症について

会長メッセージ〈令和3年2月8日〉

国内における新型コロナウイルスの感染が確認されてから1年以上が経過しました。まだ先の見えない状況が続きますが、実行するべき対策とその効果、望まれる日常生活のあり方は明確になってきています。
歯科医療現場では、日頃からマスク、手袋、ゴーグル等の着用を徹底していることに加えて、更なる感染予防策を講じることで、これまで歯科医療を通じての感染拡大の報告が無いという結果を得ています。
その一方で、自粛下での不規則な生活によるう蝕や歯周病の発生や重症化と、それによる全身の健康状態の悪化が危惧されます。ご心配のことがあれば、遠慮無くかかりつけの歯科医師にご相談ください。
日本歯科医師会は「明るい未来はすぐそこにある」と信じて、責任を果たして参ります。

日本歯科医師会 会長 堀 憲郎

日本歯科医師会から受診に関するお願い〈令和3年2月8日〉

1.感染予防のために、お口の健康管理をしましょう

 新型コロナウイルス感染症での検証はこれからですが、インフルエンザウイルス等では、口の中にある細菌が出すタンパク分解酵素が、ウイルス感染を促進します。特に歯周病菌は強いタンパク分解酵素を持っているため、セルフケアと歯科医療機関での治療が重要です。
 また、マスク生活で会話の減少などによる口腔の乾燥や、在宅勤務などによる食生活の乱れから、う蝕リスクも増加しています。お口が不潔だと、腸内細菌のバランスがくずれ、全身の免疫力が低下する危険性が高まることが分かってきています。(日本歯科医学会連合ホームページ:http://www.nsigr.or.jp 参照)

2.歯周病の重症化予防が大切です

 歯周病などの重症化を予防するための歯科受診は、ウイルス感染予防のためにも意味があり、これを延期することは全身状態の悪化にもつながりかねません。予約を延期しても問題がないかどうかなど、必要な判断についてはかかりつけ歯科医にご相談ください。

3.誤嚥性肺炎を防ぎましょう

 高齢になると、「誤嚥(ごえん)」といって、食べ物や唾液が食道ではなく気管から肺に入り、肺炎を起こしてしまいます。誤嚥の危険性が高い方は、ウイルス性肺炎の危険性も高くなります。お口を清潔に保つことが、その予防につながります。(日本歯科医学会連合ホームページ:http://www.nsigr.or.jp 参照)

4.歯科医療機関への受診にあたって

 歯科医療機関では、感染対策(標準予防策)を徹底してきました。現時点で、歯科医療を通じた感染拡大の報告はありません。ただし今後、さらに感染が広がり、自覚症状がない患者さんが来院するリスクが高まる状況が想定されます。
 つきましては、以下の点についてご理解ご協力をお願いします。

(1)

これまで通り、発熱や咳などの呼吸器症状や海外渡航歴など、新型コロナウイルス感染症の疑いがある場合は、受診する前に『発熱者相談センター』もしくは専門医療機関等に相談して指示を受けてください。

(2)

歯科医療機関では、待合室の患者数を減らすなどの予約調整や、医院内の換気の徹底を行っています。受診する際には予約をお願いします。

(3)

受診される前には検温し、もしも発熱がある場合には、歯科医療機関に電話で相談の上、受診を延期するなどの対応をしてください。

(4)

歯科診療について緊急性があるかどうかなど、必要な判断は、患者さんの状態を診てからご相談の上で、かかりつけ歯科医が行います。ご不明な点は、かかりつけ歯科医にご相談ください。

新型コロナワクチンの接種について

歯科医師によるPCR 検査協力について

ご注意ください!歯科医院でPCR検査はできません

WHO発出のガイダンス(8月3日)について

<令和2年8月17日>

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