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プレスリリース

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アジア歯科技官会議で堀会長が挨拶
「世界の歯科保健推進に期待」

 アジア各国の歯科技官や歯科大学関係者が集う「アジア歯科技官会議(ACDOM)」の第8回会議(主催:日本歯科医師会、厚生労働省)が5月24日(火)~26日(木)の3日間、「アジア諸国における歯科保健医療に関する取組」をテーマに都内のアルカディア市ヶ谷で開催されました。第8回会議では、今後の自国の歯科医療制度等の検討の基礎資料とするべく歯科保健対策について情報共有を図るとともに、歯科保健のあり方等について意見交換が行われました。ACDOMは毎年、各国の持ち回りで開催されており、今回は日本の他、マレーシア、中国、タイ、シンガポール、香港、ネパール、ミャンマー、ブルネイ、韓国、インド、ベトナムが参加しました。

 会議初日の24日に、日本歯科医師会の堀憲郎会長がウェルカムスピーチを行い、日本が世界で最も速いスピードで超高齢社会を迎え、国民の4人に1人が65歳以上の高齢者であることに言及。2025年には約800万人の第1次ベビーブーム世代が75歳以上に達するため、今後も高齢化が加速されることから、国民の医療や介護に対する需要はますます増加していくことが見込まれると指摘しました。また、ACDOMにおいて歯科保健医療政策に係わる問題が議論されることは意義深いとして、日本歯科医師会としての歓迎の意を表明しました。

 翌25日には、髙野直久・日本歯科医師会常務理事が、「高齢者の歯科保健と非感染性疾患(NCD、生活習慣病)」と題したセッションにおいて、各国代表者と並んで、日本の取組状況について発表しました。

 会議は滞りなく日程を終え、最終日の26日には小林慶太・日本歯科医師会常務理事が閉会式に参加し、各国の出席者に参加証を手渡し会議の成功を労いました。

 なお、次回は中国・北京での開催が予定されています。