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活動状況

北海道歯科医師会に堀会長が見舞金届ける
胆振東部地震被害を視察し、会員激励

左:北海道歯科医師会の藤田一雄会長(右)に見舞金の目録を手渡す堀憲郎会長
右:歯科診療所入口(写真左側)が地震によりひび割れている状態(むかわ町)

 

 日本歯科医師会の堀憲郎会長と佐藤保副会長は9月25日(火)、平成30年北海道胆振東部地震の被害状況を確認するため現地を訪問し、北海道歯科医師会の藤田一雄会長に見舞金を届けました。また、日本歯科医師連盟から川野敏樹副会長が同行しました。日本歯科医師会では現在、北海道歯科医師会からの要請を受けて日本歯科商工協会と連携し、支援物資の対応などを進めています。

 堀会長らは道内入りしてすぐに、千歳市内で北海道歯科医師会の藤田会長、大西良近専務理事と意見交換を行い、歯科診療所の被害状況の他、避難所の歯科対応が24日(月)に終了したことなどこれまでの経過を確認。また復興に向けた今後の対応策として、中小企業が何件か集まって一緒に申請するグループ補助金の活用について紹介するなど、具体的な話し合いを行いました。

 視察では、北海道歯科医師会の役員らとともに車で現地入りし、胆振管内のむかわ、厚真、安平の3町などで歯科診療所(むかわ2、厚真2、安平1の計5施設)や周辺道路の被害に加え、避難所の状況を確認。犠牲者の身元確認作業に携わった歯科医師など、自らが被災しながらも地域住民のために懸命に尽くす会員を激励しました。

 道内の歯科診療所のうち、25日時点で診療を再開できていないのは、むかわ町の1施設のみですが、すでに復旧に向けて工事は進められています。

 また、3町を管轄する苫小牧歯科医師会の牛丸智惠会長から、管内の会員歯科医院の被害状況に係る報告を受けました。