守ろう歯の健康!「年に2回以上は、歯科医院でプロフェッショナルケアを受けましょう。」 日本歯科医師協会

制作:日本歯科医師会 協力:ライオン

いい歯トーク 加藤 ローサさん いい歯トーク 加藤 ローサさん

衣装協力:トップス、ワイドパンツ/LANVIN COLLECTION、サンダル/ASH、イヤーカフ、ネックレス/NATURALI JEWELRY

健康な歯は生涯のたからもの。
これからも大切に守り続けます。

  • 加藤 ローサさん Rosa Kato
  • 1985年、鹿児島県出身。2001年、ファッションモデルとしてデビューし、2004年『ゼクシィ』のCMで注目を集める。同年TVドラマ『30minutes』で女優デビュー。以降、教育番組への出演やアニメの声優など、幅広く活動。2011年に結婚し、現在2児の母。
  • 脇田 晴彦先生
  • 日本歯科医師会
    歯科医師
    脇田 晴彦

子どもの頃に丁寧な歯みがき習慣を身につけたという加藤さん。
今も家族で口腔内の予防の実践に取り組んでいるそうです!

今回のテーマを紹介
よ坊さん 日本歯科医師会 PRキャラクター

幼い頃から「歯は大事」と、
教えてくれた母に感謝しています。(加藤)

先生普段はどのように歯のケアをしていますか?

加藤かなりしっかりやっていて、使うアイテムはフルラインアップです! ハブラシ、デンタルフロス、歯間ブラシ、デンタルリンスも使います。歯医者さんにも3か月に1回、必ず行きます。

先生それは素晴らしい!

加藤幼い頃から母に「歯は大事」だと育てられました。小学校3年生ぐらいまで仕上げみがきをしてもらっていましたし、デンタルフロスの使い方を教えてくれたのも母。最近は、「私が残した財産は唯一、あなたの歯よ」と言われます(笑)。なので今日、こういう話ができる機会をいただいたと報告したら、母もすごく喜んでいました!

先生デンタルフロスは、毎日のセルフケアでぜひ使ってほしいアイテムです。私も患者さんに、使い方が分かる動画を見せるなどしてすすめていますが、上手に使えないという人は少なくないんです。

加藤うちの子どもたちも指にクルクルっと巻いて…というのは苦手で、今はホルダー付きのタイプを使っています。

先生お子さんたちにも仕上げみがきをしてあげているんですか?

加藤そうですね。2人の息子は今小学校4年生と2年生で、乳歯が永久歯に生え替わる最中なんです。乳歯が抜けて歯列が凸凹していると、本人たちは一生懸命みがいていても、ハブラシがきちんとあたっていない箇所があるので、そこだけみがいてあげたりします。

先生乳歯から永久歯に生え替わる年代は、もっともむし歯に気をつけたい時期です。特に、一番奥の乳歯の後ろに出てくる第一大臼歯きゅうしは、非常に大切な歯なのに、むし歯になりやすい。ぜひ気をつけてあげてください。ただ、無理にみがくと痛みが生じることもあるので、狭い部分にピンポイントで毛先が届くワンタフトブラシを使うのもおすすめです。

加藤私、使ってますよ! 長男が歯肉炎になったときに歯医者さんにすすめられたから。

先生ワンタフトブラシは、歯並びが悪いところや奥歯の奥などをみがくのに便利なので、大人も上手に利用すると良いですね。

加藤ローサさん 加藤ローサさん

ハブラシ以外のアイテムやフッ化物の
活用が、むし歯の予防に役立ちます。(先生)

加藤実は私、歯医者さんで「年齢のわりに歯ぐきが下がっている」と言われて…。みがくときの力が強いことが原因みたいなんです。

先生みがくときに力を入れすぎるオーバーブラッシングは、確かに歯ぐきを下げる一因です。歯ぐきが下がって歯根の象牙ぞうげ質が露出したところは、非常にむし歯になりやすいですよ。ここにできる「歯のむし歯(根面こんめんしょく)」は大人特有で、加齢とともにリスクが高まります。

加藤それは気をつけないといけませんね。歯医者さんに指摘されて、ハブラシの毛先の形状が違うものに変えたんですけど、どうもしっくりこないんです。みがき残しがあるような、“みがいた感”が得られないような…。

先生みがくときのストロークが大きいのかもしれませんね。ハブラシの毛先を歯面にグッと押しあてて大きく動かすと、歯や歯ぐきに影響が出やすいです。歯面にあてた毛先が開かない程度の軽い力で、ヘッドは動いているけれど毛先は振動しているぐらいの小さな動きを意識して、1本の歯について3方向からそれぞれ10回ぐらいみがくのが理想的です。

加藤せっかちなので、ストロークがつい大きくなっているかも(笑)。でも、先生がおっしゃる方法で歯みがきすると、すごく時間がかかりますよね?

先生ブラッシングして、さらにデンタルフロスや歯間ブラシを使って…となると10分ぐらいはかかるかな。時間を確保するのはなかなか難しいかもしれませんが、最低でも1日1回は歯垢(プラーク)をしっかり取り除きましょう。夜寝る前が効果的だとは思いますが、朝でも昼でも、時間をゆっくりとってケアできるタイミングで行えばいいでしょう。加藤さんなら、きっとできますよ。

加藤フッ化物配合のハミガキ剤もむし歯の予防に役立つんですよね? 年齢によって使える濃度が違うみたいですけど…。

先生さすが、よくご存じですね。大人であれば、フッ化物濃度が高い※1ハミガキ剤の方が当然良いです。ただし、濃度以上に重要なのは、フッ化物が歯に接する頻度。濃度が低くても毎日使うことが大事です。

加藤大切な歯ですから、むし歯にならないのが何より大事。今日からは、ゆっくり時間をかけて1本ずつやさしく丁寧にみがく機会を1回でも2回でも増やすように心がけますね。

むし歯の予防には、
お口の状態に合ったケアを
続けることが大事なんだね!
向かって左から脇田先生、よ坊さん、加藤さん

よ坊さんわくわくリポート!

取材風景

加藤ローサさんは、ハブラシをはじめとしたケア用品にも興味が尽きないのだとか。「あれが良さそうだな、これはどうなんだろう?」と、新商品や気になる商品はつい買って試してしまうんだって。自分に合うアイテムや方法をアップデートし続ける探求心も、きれいな歯を維持している秘訣なのかもしれないね!

※1 フッ化物1000ppm以上配合が高濃度とされています。パッケージなどをご確認の上、高濃度フッ化物配合のハミガキ剤については、6歳未満の使用は控え、子どもの手の届かないところに保管しましょう。

  • 今日を愛する。 LION
  • ライオンが提供する生活情報メディア Lidea
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