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回転切削器具

歯の切削は、う蝕に罹患した歯質を除去して修復を行う際に必要な操作です。う蝕を除去する際には、病巣部に切削器具が到達できるように、表層の硬いエナメル質を除去します。硬いエナメル質を除去するためには、超高速回転で切削効率に優れるエアータービンが用いられます。その後、除去すべき象牙質を色や硬さ、X線画像、色素による染色などで判別し、過不足なく感染歯質を除去するのです。これには、低速回転でも回転力(トルク)のあるマイクロモーターが適しています。

歯質の切削は狭い口腔内で、精密な切削作業を安全かつ効率よく行われる必要があります。また患者さんにとっては、短時間で処置が完了した方が不快感が少ないと考えられています。歯質の切削効率を上げるために、高速で回転する回転切削器具が使われてきました。

回転切削器具の歴史は古く、電気モーターがない時代には足踏み式で回転力を発生させていました。その後モーターが発明されましたが、大きな外付け式のモーターの回転をベルトでハンドピースに伝えていました。現在のものと比べて回転力が低く、毎分で数千〜2万回転くらいであったと言われています。


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