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口呼吸

大人でも,リラックスしているときに口をポカーンと開けている人を多く見かけます。

生活環境がわるくなっているため,子どもの鼻疾患が増え,口呼吸が多くみられるようになりました。鼻づまりには,鼻アレルギー,鼻たけ,鼻中隔彎曲症,アデノイドや口蓋扁桃肥大などが原因になっていることがあります。

口呼吸をしていると,口唇が乾燥してカサカサになる,歯ならびがわるくなる,口元が出っぱってくる,歯肉が赤く腫れて歯肉炎や歯周炎になりやすい,風邪をひきやすいなどの症状がみられます。

口呼吸は鼻づまりの問題だけでなく,上顎前突(出っ歯)のように前歯が前方に出て唇が閉じにくい場合には,習慣的に口で呼吸をおこなうケースがあります。

口呼吸の原因を取り除くには

リップトレーニング

1. 耳鼻科へ行く

2. 舌や唇を閉じるトレーニング(リップトレーニング)

3. 矯正治療をおこない,わるい歯ならびを治す

口呼吸の歯ならびへの影響

下唇を咬んだり吸ったりすると,上の前歯は前方に傾斜し,下の前歯は内側に傾斜して出っ歯になったり,かみ合わせが深くなり,上の前歯の歯肉をかんで傷がつくことがあります。出っ歯になると,口が閉じにくくなり,口呼吸を引き起こします。

 
 

治療ケース

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