
みなさんが毎日使っている「ハブラシ」。どうやって作られているかご存じですか?
今回は、その製造工程を大公開!最先の技術+熟練の職人技を駆使したモノづくりの現場を、
よ坊さんと一緒に体感しましょう。
ハブラシがどれほど丁寧に、そして安全性に配慮して作られているのかを知ることで、
使うたびに愛着が増し、日々のオーラルケアもより楽しくなりそうです♪
今回見学したのは
ライオン株式会社 明石工場
ハブラシのほかハミガキ剤、口中清涼剤などを製造しています。

清潔にしてから
入室


ハブラシは口の中に
入れるもの。
入室時は衛生管理に
細心の注意を払うよ

ハンドルと毛束を
準備
大量のハンドルは、機械の中で方向を揃えて整列。自動的に次の植毛ラインへ運ばれて行きます。

ヘッドとハンドルの位置が
逆のまま送り込まれても、
自動で感知して
並べ替えられるよ



この直径約5cm、
長さ約1mの棒が、
ハブラシの毛先の原型!
ビックリだね?
これを製品の仕様に
合わせてカットするんだよ

ブラシ部分の材料であるナイロン繊維の束を、3cm程度に輪切りします。カットされた毛束には約2万本の毛が詰まっていて、これ1個で約140本のハブラシができます。
ハンドルに
植毛
ハブラシ1本あたり、植毛時間はわずか2秒程度!
1分間で約25本できあがります。機械の自動検査システムと、スタッフの目視検査を経て、次の工程へ進みます。
POINT!

毛束を金属で
半分に
折りたたみ
ながら
穴に差し込み
固定しているよ

毛先の加工
山切りや平らなど、ハブラシの毛を決められた形にカット。さらに、口の中を傷つけないように毛先を丸め、バキュームで丁寧に削りカスを吸い取ります。
毛先を加工するヤスリは
粗目と細目の2種類を
使い分けているよ

毛先は、製品の仕様に
合わせて緻密に
加工されているんだね

厳しく検品



毛の長さが不ぞろいではないか、本数の不足や色の間違いはないか、汚れがついていないかなど、検査機と人の目で厳しくチェックします。
パッケージ・
外観検査

ハブラシ投入

パッケージ加工

最終検品
ハブラシを1本ずつ透明なパッケージに入れ、裏から台紙を素早く圧着。一つ一つを切り離したら、もう一度モニターと人の目でチェックします。
何度も厳しく
チェックされて
いるから
安心だね

箱詰め
ハンドルの色を取り混ぜて内装箱に入れたら計量します。不足が無ければさらに段ボールに箱詰めされて、出荷準備完了!

出発!