

ロングセラーの
デンタルフロス。
人気の秘密を
開発者に直撃!
普段のセルフケアでハブラシと併用したいデンタルフロスは、歯と歯の間に付着した汚れを取り除くのに役立つアイテムです。中でも「クリニカアドバンテージ ダブルフロス」は、1996年の誕生以来、人気を誇るロングセラー製品。人気の秘密はどこにあるのか?開発担当者に話を伺いました。
- ライオン株式会社
ヘルス&ホームケア事業本部
オーラルケア事業部 - 瀧野 里保さん

Act 1なぜ、こんな形をしているの?
尖ったようじ部分がなく、1本で2倍使える“ダブルヘッド”を採用しています。プラスチック製の持ち手にフロスを取り付けた「ホルダータイプ」は、初心者の方にも使いやすいのがメリットです。
Act 2こんな細い糸で汚れが落とせるの?
ダブルフロスは、より合わせたミクロ繊維から成るフロス糸を採用しています。これが、歯と歯のすき間の歯垢(プラーク)をしっかり絡めとる秘密です。

Act 3使うとどんな効果があるの?
毎日歯をみがいていても、歯と歯の間にはハブラシの毛先が届きにくく、むし歯や歯周病の原因となる歯垢が残ってしまいます。ハブラシとデンタルフロスを併用することで、歯と歯の間の歯垢を落とす効果は大幅にアップします。歯とお口の健康を守るためにも、歯をみがいた後、1日1回は使っていただくのが理想的です。
<歯間の歯垢除去率>

出典:山本他日本歯周病誌1975
Act 4上手な使い方を教えて!
ポイントは2つ!
前後に小さく動かしながら、フロスを歯と歯の間にゆっくり挿入します。

歯ぐきに少し触れるまで挿入したら、隣り合った歯の両方の面に糸を添わせて2~3回上下に動かし、歯垢を除去します。

歯と歯が接している部分を通すとき、少しきつく感じる場合があります。しかし、力任せに挿入すると、歯ぐきを傷つけてしまうので注意しましょう。また、フロスに付いた汚れは、その都度、拭き取るか洗い流してから、次の歯間に挿入しましょう。なお、使い方がわからない人・不安がある人は、歯科医院などで正しい使い方の指導を受けてください。
Act 5読者の方へメッセージを!
「デンタルフロスは使った方が良いと聞くけれど、まだ毎日の習慣にできていない」という人も多いのではないでしょうか。
1996年の発売以降、リニューアルを行いながら長年愛されてきた当製品は、使いやすさに加えて、衛生的に持ち運べる「個包装タイプ」が特長で、自宅でも外出先でもしっかりケアしたい!という方におすすめです。ぜひ空き時間にフロスチャレンジしてみてください。


衛生的で携帯に便利な個装パック入り