生える人と生えない人が
いるようですが、
親知らずって
そもそも何ですか?
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生えるかどうかは個人差があります。
実は見えていなくても歯茎の中に埋まっている可能性もあるんです。 -
親知らずが生えはじめるのは永久歯が生えそろってから。10代後半から20代前半にかけてが多いです。必ずしも4本すべて生えるわけではありません。下顎だけ生えていたり、完全に生えるのではなく頭だけ見えていたりする人もいます。実は表面的には生えていなくても歯茎の中に埋まっているケースもあるんです。埋まっている親知らずは顎のX線写真で確認することができます。
昔は日常的に硬いものを噛む機会が多く顎が発達していたので、親知らずの生えるスペースが口腔内に十分ありました。しかし現代人はファストフードなどの柔らかい食事が増えているため顎がなかなか発達しづらく、口腔内は比較的狭くなる傾向にあります。そのため親知らずも生えづらくなっているんです。ただし顎が小さくても、歯自体も小さければ生えることも。親知らずが生えるかどうかは、顎と歯の大きさに左右されます。