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歯周病

顎関節と筋のしくみ

頭部では顎関節(がくかんせつ)と呼ばれる関節があります。これは下顎骨にある下顎頭 (かがくとう) と側頭骨(そくとうこつ)にある下顎窩(かがくか)と前にある関節結節で顎関節(がくかんせつ)を構成します。2つの骨の間にはクッションの働きをする関節円板(かんせつえんばん)が滑液とともに存在しています。下顎骨を動かす筋は、閉顎に働く咀嚼筋(咬筋:こうきん)、側頭筋、内側翼突筋(ないそくよくとつきん)、外側翼突筋(がそくそくよくとつきん)、開口に働く舌骨筋群があります。下顎骨にはこれらの筋が付着しており、顎運動を行います。咀嚼は個人差がありますが、リズムパターンをもち下顎運動を行います。このリズムが狂うと、下顎頭や関節円板には大きな力がかかり変形やずれが生じ、摩耗や吸収が起こることがあります。ひどくなると疼痛や雑音、咀嚼筋が緊張して開口障害が起こり、顎関節症となります(図4, 5)

図7-d、e

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日本歯科大学生命歯学部 解剖学第一講座 教授 佐藤 巌

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