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お薬をもらう前に教えてください!!

 医薬品を効果的に使用するために適正な使用方法、薬剤の飲み合わせで注意することがありますので、以下の点は主治医に伝えてください。

薬剤を服用してかゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。両親、兄弟にアレルギー症状が出たことがある。
喘息がある。
腎障害・肝障害がある。
妊娠中または授乳中である。
他の薬を服用している。

副作用を少なくするためには決められた飲み方を守り、十分量(約180mL)の水またはぬるま湯とともに内服することが大切です。

食間に飲む薬はいつ飲むのですか?

 医薬品には食事の影響を受ける薬もあるので、効果を発揮するために薬により飲む時間が決まっています。

(1)食後
 食後約30分とされています。ただきっちりと30分後という意味ではなくて、「食事をしたら30分以内くらいに飲みましょう」という意味です。歯科では化膿止め(抗菌薬)、痛み止めなど(消炎鎮痛剤)が食後服用として処方されることが多いです。

(2)食直後
 食事をした直後に飲んでくださいという意味です。胃を荒らす薬や食事と一緒に飲むと吸収が良くなる薬などは食直後に飲みます。

(3)食前
 食前30分位とされています。ある種の経口糖尿病薬、漢方薬、吐き気を抑える薬などは食前に飲みます。

(4)食直前
 食事をする直前に飲んでくださいという意味です。ある種の経口糖尿病薬は食直前に飲みます。この経口糖尿病薬は早く(30分位前)に飲むと低血糖を起こし、食後に飲むと効果がないというものですから、食直前に飲みます。

(5)食間
 食事と食事の間という意味で、食後2時間を意味します。食事中ではありません。いわゆる空腹時に服薬する意味として、歯科では化膿止め(抗菌薬)のアジスロマイシン成人用ドライシロップ(商品名:ジスロマックSR)及び口腔カンジダ症治療薬のイトラコナゾール(商品名:イトリゾール内用液)の処方があります。

(6)起床時
 朝起きてすぐ飲む薬です。ダイドロネル錠、ボナロン錠、アクトネル錠、ベネット錠、リカルボン錠、ボノテオ錠などは骨の吸収抑制し、骨量を増やす薬で骨粗鬆症の治療薬として用いられています。食事の影響を強く受け、お薬の吸収が悪くなるため、消化管の中に何もない時間である起床時に飲みます。また、この薬は食道粘膜刺激を少なくするため、薬を飲んだら30分は横にならないことが記されています。抜歯など歯科処置後の顎骨骨髄炎の報告もありますので、これらの薬を飲んでいることは歯科主治医に伝えてください。

(7)頓服、頓用
 「頓」は「必要に応じて」、「服」は「飲む」、「用」は用いるという意味です。すなわち「頓服」は「必要に応じて飲む」であり、「頓用」は「必要に応じて用いる」ということです。飲み薬は頓服、軟膏・うがい薬などの外用薬は頓用となります。

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