11月公開予定 発行:日本歯科医師会 協力:サンスター
オーラルフレイル対策に効果のある、口腔機能を保つトレーニングを紹介します。毎日続けることで、口の周りの筋肉に刺激を与え、効果を感じることができます。
口の周りの筋力と、舌の筋力を保つトレーニングです。
大きく口を動かすように意識して、「あー」「いー」「うー」「べー」の動作をします。
4つの動作を繰り返し10回、1日3セットおこなうと、筋肉痛を感じるくらいの効果を実感できます。
食べるためのお口の機能を向上させるためのトレーニングです。できるだけ早く「パパパパ…」「タタタタ…」「カカカカ…」と連続してできるだけ早く発声します。その後、「パタカラ、パタカラ…」と繰り返します。
食べものを飲み込むときに必要な舌の力を鍛えるトレーニングです。器具を口に含み、舌の力でパンダの顔の部分を押してへこませます。1日あたり5回を3セットが目安です。唾液の分泌も促します。
口腔機能トレーニングは継続することが大切です。オーラルフレイル予防に力を入れている自治体では、介護予防教室など集まる機会に取り組んでいる地域もあります。家族や友人など周囲の人に紹介することで、トレーニングの輪を広げながら、楽しく続けましょう。