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プレスリリース

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東ティモール歯が来会 日歯に連携支援求める

 Dr.Ivonia Alves Ribeiro東ティモール歯科医師会会長代理と元日本歯科医師会常務理事の村居正雄・アジア歯科保健推進基金代表が5月25日(水)、日本歯科医師会を表敬訪問し、堀憲郎会長を始め佐藤保副会長、小林慶太常務理事と、今後の日本歯科医師会と東ティモール歯科医師会との協力関係のあり方や、連携支援策などについて意見交換を行いました。

 Dr.Ivonia Alves Ribeiro氏より、東ティモール民主共和国では未だ国家として歯科保健政策を策定する仕組みが整っていないことや、国内に歯科大学が存在しないことなどによって歯科医師が不足していること、また食習慣の急激な変化により小児のう蝕が増加していることなど、歯科を取り巻く状況の説明がありました。その上で、日本歯科医師会に対して同国の歯科医師の育成や歯科医療環境の改善のための協力が求められました。

 堀会長は、日本歯科医師会としてのできる限りの支援を約束した上で、東ティモールにおける歯科保健については、ハードとソフトの両面の整備が喫緊の課題であり、その第一段階として現在、普及活動を進めている母子健康手帳の応用等、地域保健の活動が重要になると指摘しました。