日本歯科医師会の小冊子、TV番組のご紹介。
■歯の教室 (78) 「生え替わり期のお口が、危険期です。」
◎保護者の皆さまへ
乳歯から永久歯への生え替わり期のことを、アグリーダッキングステージ(みにくいあひるの子の時期)といわれているのをご存知ですか?
あひるの子に混じった白鳥の赤ちゃんが、毛の色が違うといじめられるのですが、やがて真っ白な白鳥になって大空に飛び立つという寓話から名付けられたものです。
6歳頃からは、乳歯が抜けたり永久歯が生えてきたりして、お口の中が凸凹の状態になります。また、生えてくる永久歯のスペースを確保するために、顎が成長して歯と歯の間にすき間ができます。こうした凸凹した歯並びや、歯と歯のすき間には、むし歯の原因「歯垢」がたまりやすくなっており、お口の状態に合わせた歯磨きが必要です。
歯科医院でお口の状態をチェックしてもらい、正しいブラッシング指導を受けましょう。
■歯の教室 (79) 「子どもの歯は、20本しかないのに… むし歯は、治療はできても元には戻らない。」
◎保護者の皆さまへ
乳歯が生えそろうと、全部で20本。でも、乳歯は永久歯に比べて歯質がやわらかく、むし歯にしてしまいがちです。一度むし歯にしてしまうと、治療はできても二度と元の歯には戻れないのです。
「乳歯がむし歯になっても、どうせ永久歯が生えてくるから」と思っていませんか?ところが、乳歯をひどいむし歯にしてしまうと根が残ってしまいます。そのために永久歯は根をよけて生えてくることになり、歯並びを悪くすることがあるのです。
やがて生えてくる永久歯のためにも、むし歯予防は乳歯のうちからしっかりと。そのためにも、保護者の仕上げ磨きが欠かせません。
■歯の教室(80) 「歯ブラシの毛先の届かないところ。そこがむし歯にやられちゃう。」
◎保護者の皆さまへ
最初に生えてくる永久歯を第一大臼歯といいます。6歳頃に、乳歯の奥歯の奥に生えてきます。六歳臼歯ともいいます。12歳の頃、さらにその奥に第2大臼歯が生えてきます。十二歳臼歯ともいいます。
これらの歯は、食べ物を噛むうえで最も大切な役割をもつ歯です。ところが、最もむし歯になりやすい歯でもあるのです。その原因は、噛み合わせ面の形が複雑で深い溝があるために、歯垢がたまりやすくなっているからです。
しかも、生えたての奥歯は背が低いので、歯ブラシの毛先が届きにくく、磨いたつもりでも磨けていない場合が多いのです。歯科医院で、歯垢が取れているかどうか定期的にチェックしてもらい、適切なブラッシング指導を受けましょう。








